診療時間

診療時間	月	火	水	木	金	土	日
9:30～12:30	●	●	●	●	●	●	×
13:30～15:30	▲	▲	×	×	▲	×	×
15:30～18:00	●	★	●	×	●	×	×

休診：木曜午後・土曜午後・日曜・祝日　
▲：手術　★：16:00～18:00

眼鏡処方とコンタクトレンズの受付時間は午前が12時まで午後が17時30分までとなっております。
初めてメガネやコンタクトレンズをお作りになる場合、診療終了時間の1時間前までにお越しください。

手術・治療

Surgery & Treatment

りょくないしょうしゅじゅつ

緑内障手術

緑内障手術について

薬物療法を行っているにもかかわらず、眼圧が下がらなかったり、視野が狭くなっていったりする場合には観血手術をおこないます。房水の通り道を通りやすくする流出路再建術（線維柱帯切開術；トラベクロトミー）と、房水を球結膜下に逃がす濾過手術（線維柱帯切除術：トラベクレクトミー）があります。

流出路再建術について

流出路再建術　当院では主に、低侵襲緑内障手術(MIGS)のひとつであるスーチャーロトミー眼内法でこの手術を行っています。隅角鏡を用いて線維柱帯の一部に穴を開け、線維柱帯の奥のシュレム管（黒矢印）にナイロン糸を挿入して線維柱帯を広範囲に切開（赤）します。実際に目にメスが入るのは角膜の隅に直径1㎜の創が2カ所または3カ所で、手術時間も20分～30分程度です。

濾過手術について

流出路再建術よりも強力に眼圧を下げることのできる、スタンダードな手術です。強膜を薄く剥がしてフラップ弁を作り、フラップの下の線維柱帯を切除して房水を眼外に導きます。人の体は傷を作っても時間が経つと創傷治癒が起こります。この手術は人の創傷治癒のメカニズムに逆らい、作成したフラップ弁を特殊な薬で浸して創傷治癒を起こりにくくします。眼圧を長期にわたって適切な値に維持するためには、フラップと強膜の縫合の強さが肝心で、術者の経験値に頼るところも多いのですが、術後の眼圧管理も重要になります。術後も外来で眼圧と眼の状態を診ながら、適切な眼圧値になるよう必要に応じて追加処置を加えていきます。